bizの杜   仕事と日常を語る情報ブログ

飲食・アミューズメント業界で20年にわたり1,000人を超える社員・アルバイトを育成してきた現役育成担当者が語る人材面から見たビジネス論と日常までを幅広く語る

2013年11月

大企業出身者はなぜ中小ベンチャーで結果を残せないのか?







今回は大企業出身者はなぜベンチャー企業で結果を残せな
いのかについて書いていきたいと思います。

以前、

マネージャーの仕事とは一般レベルの人でも大きな成果が
出せるよう仕事を「仕組化」することである


という記事を書きました。

この仕事の「仕組化」。
大企業ではしっかりしたものが構築されています。
しかし中小企業では仕組化がほとんどされていません。

このような内部体制の相違が大企業出身者が中小ベン
チャー企業で活躍できない最大の要因だとわたしは考え
ています。


■仕組化された組織に慣れてしまうと、そこから逸脱した
 仕事ができなくなる

仕事が仕組化された組織にいると、その仕組・ルールに沿って
仕事をしていれば一定の成果が出せます。
しかしルールのない新しい業務を任された瞬間、その人はどうし
ていいかわからなくなってしまいます。

大企業には成果を出すための仕事の手順がある程度決められて
います。
ノウハウの蓄積もあります。
最低限の研修制度もあります。

一方中小ベンチャー企業に仕事の手順などありません。
結果を残したもの勝ちです。
当然教育なんてものもありません。
ノウハウは個人に帰属しており組織で共有されていません。
全て自分で開拓することが求められます。

そこに大企業出身者は戸惑います。
決められたことをやっていれば成果が出て給料をもらえていた
ところから、全てを自らで決めていく仕事に転換しなければな
らないわけですから。

中小ベンチャーにはこんなリスキーなことをこんな若い経験のない
人間に任せて大丈夫なのか?
ということが日常的にゴロゴロ転がっています。

経験のない若いころから手順も決まっていない、ノウハウもない
仕事を自らで開拓し軌道に乗せていく仕事をやってきた人と、
決められたことを、決められた手順で仕事することが評価につながる
環境でやってきた人と、大差が出るのは当然です。

中小ベンチャーにおける成果とは、能力差ではなく元々のこのような
職場環境の差によるものだとわたしは思います。

元々備わっている能力で言えば確実に大企業出身者のほうが高
いと思います。


■中小ベンチャーの厳しさ

わたしが今働いている会社は飲食店を経営する典型的中小企業
です。
中小企業なので万年人手不足だし、組織も全然できあがっていま
せん。

大企業のような本社のバックアップなどほとんどないので、お店の
業務は基本的には個人の力で全て突破していかなければなりません。

例えば販促をするならどのようなキャンペーンを実施するかを自ら
で全て考えていかなければなりません。
販促を実施した場合売上増がどれくらいで、経費がこれくらいかかっ
て、結果こういう利益をもたらすといった戦略部分から、販促物のデザ
インやポスター・POPをどこに何枚掲示するかといったところまでの
全てを取り仕切らなければなりません。

それを上司か経営トップに直接提案し、決済をもらってようやく事が
動きはじめます。
次に販促物を作る人に依頼をかけます。
簡単なものなら自分で販促物を制作する場合もあります。

デザインや印刷を依頼したら期限通りに動いてくれるかとい
うとそんなことはありません。
中小ベンチャーには当然のことながら販促物作成専門スタッフなど
いません。

社員はみな複数の仕事を持ち、猛烈に忙しいのです。
「これお願いします」的な弱い依頼では忘れ去られてしまう場合もあり
ます。

そこで自分の店の状況やこの販促にかける熱意を担当者に
煌々と訴えかけ相手を動かすわけです。
自ら積極的に動かいていかないと何も進みません。

例えば人の教育にしてもそもそもマニュアルや教育のためのツール
などほとんどありません。
ましてや教育に関して本社が何か手助けしてくれることなど皆無です。
そもそも店に社員は店長一人しかいない場合もあり、全ての業務を
自分でやっていかなければなりません。

大企業では本社や組織が色々助けてくれたり、仕事の隙間を埋めて
くれるけど、中小企業にはそういうセーフティーネットのようなものは
何もありません。
全ては自らでやるしかないのです。
丸裸の本当の実力が問われる。

大企業にいた人はそこに戸惑うんですね。
特に役職が偉いところにいた人ほどダメですね。
大企業では会社や上司・部下が色々な面で組織的に手厚くフォローし
てくれるわけです。
ひとこと「これやってくれ」と命令すれば、みなが動いてくれる。

しかし中小企業は個々人の裸の実力が問われるガチンコ勝負の場。
どんな手を使ってでも、這いつくばってでも最後に勝ったものが勝者
であり、会社が決めた手順とかルールのようなマニュアルは存在しま
せん。

大企業のように貴族のような上品な振る舞いをしていては、生き残
れません。
そもそも役職や年齢、過去の実績で人を動かそうとしても誰も動き
ません。
今現在の実績が全ての世界です。


■某大手外食チェーンで本社人事部まで登りつめたエリー
 トが中小飲食店で大ブレーキ。やがて退職していった理由

大企業で華々しい成果を出し、いいポジションでやっていた
人たちが、中小ベンチャーに来た瞬間並みの人になってしまう。
それどころか全く成果を出せず、意気消沈して退職していく事例
をわたしは多数見てきました。

実際にあった例をひとつ書きます。

Aさんは某大手ファストフード店で店長からSV、本社人事部まで
を歴任した方でした。
Aさんは入社後現場に配属され3ヶ月で店長に就任。
6ヶ月後には2店舗管理を任されました。

しかしAさんは店長として輝くことが全くできませんでした。
まずは体力面。中小ベンチャーではハードワークが求められます。

中小飲食業は労働時間半端なく長いです。
店に立つことは当然、発注やシフト調整、日々の細かい業務から
アルバイト教育、社員教育等仕事は尽きることがありません。

大企業では店に社員が多数いるので、大量の業務も皆で分担し
てやれます。
また最も手間暇がかかる人材教育に関しては、マニュアルが整備
されており、教育方法も確立されています。

また評価システムが用意されていたり、本社の主催する研修が
充実していて、社員教育の一部を本社が担ってくれます。
店長の上司であるSVからの店への指導教育もあり、組織的に
店長をフォローアップする仕組が整っています。

しかしわたしたちの会社にそのようなものはありません。
教育の全ては店長個人に一任です。
日々の営業全てを取り仕切り、運営のためのツールも自分で作り
出していかなければならない。
そういったハードワークな日々にまず体力が続かなくなってしまい
ました。

また売上を上げていくためにどのような販促を行っていくか?
という店長として最も重要な部分でも完全につまずいてしまいました。
大企業では本社が考えたチェーン店一括販促が基本であり、そういう
支援がなかったとしても、販促のためのアドバイスヤ案は上司が考え
てくれたりします。

でも我々にはそのような部署もないし、上司もプレイングマネージャー
なのでそんところまで関与はしません。
自分の店の売上を上げる方策は自分で考えなさいが基本です。
そこにAさんは非常に戸惑っていました。
結局何もできず競合店にやられるままにお店は売上を落としていき
ました。

このような状態を見てAさんの現場での活躍は難しいと判断した会社
は、じゃマニュアル作成をしてもらおう!ということでAさんに新たな業務
を与えました。

Aさんは元外食大手勤務です。
しかもその会社には素晴らしいマニュアルがあり、日本屈指の研修
制度があると言われている会社です。
そこに20年以上勤務していたAさんならきっといいものを作ってくれる
はずだという目算が会社にはありました。

しかし結果は厳しいものでした。
Aさんはマニュアルを読んできた人ではあっても、作る人ではなかった
のです。
やれと言われたルールは忠実に守れるけど、自らそのルールを作るこ
とはできない。

結局Aさんは失意のうちに入社1年で会社を去っていくことになりました。

Aさんは長らく大企業にいて組織から守られ、その組織のルールの中で
成果を出してきた典型的な人でした。
このような人がベンチャーに来ても何の成果も生み出すことはできません。

大企業出身者がみな仕組がないと成果が出せないかというとそうでは
ないと思います。
大企業出身者でも優秀な方はたくさんいらっしゃいます。

ただAさんのように中小ベンチャーには全く向かない方も多数いること
は厳然たる事実だと思います。
Aさんの事例以来わたしは仕事の仕組化の功罪を強く意識するようにな
りました。

今後会社が大きくなっていく過程で、Aさんのような大企業病社員をできる
限り出さないよう、制度設計していくことが重要であると今わたしは考えて
います。



腰痛における整体・はり・マッサージ治療院の8割は間違った施術をしている!? ~その4~

  





腰痛治療に関する記事第4弾です。

今日はわたしが通っている素晴らしい施術をしてくれれる整体医院
の治療方法について書いていきます。
整体医院の名はここでは伏せて説明することをご了解ください。


■安心して治療を任せられる治療院の条件とは?

わたしが通っている整体治療院は下記が特徴です。

①先生全てが国家資格者である:はり師、きゅう師等の資格保持者
②ボキボキした治療をしない
③腰痛の原因をしっかり検査してくれる
④原因をもとに治療方法を説明してくれる
⑤先生が誠実である


これだけの条件が揃っている整体はあまりないと思います。
本当にいい整体治療院を見つけたと思っています。

①は医療行為に近いことをする人間に取って最低限のものだと思
います。
資格を持っている先生であれば安心かというと、それは知識だけ
で技術はどうか分からないのですが、少なくとも無資格者よりは
絶対いいです。

手法は東洋医学だけど、施術の流れは完全に西洋医学的です。
からだの柔らかさや、どうすれば痛みが走るか等を調べ、痛みの
部位に関してどこの筋肉や神経ががどう作用しているか等を詳細
に説明してくれます。

資格を持っておられるので、理論に沿って論理的に説明をして
くれます。

②は荒治療をしないという意味でいいとわたしは思っています。
整体治療院でのクレームの大半は、もみすぎや強い施術による
ものだからです。

何といってもここの整体の最もいいところは③④をしっかりやって
くれるところです。
今自分の体がどういう状態なので、どういう治療方針でいくかを
時間かけて説明してくれるので、安心して治療を任せられます。

また症状を見て治療院で治せるか治せないかをはっきり言って
くれます。
リラクゼーションや癒し的なマッサージはやらないとも言われます。

上記のようなことは全てがHPに書かれていて、行ってみると本当
にその通りの対応でした。

また治療回数が多くなってくると治療費の心配までしてくれたり、
本当に色々誠実に対応していただけます。

■有象無象の整体治療院が多すぎる!

リラクゼーション系やマッサージ等整体に近いものも含めると
世の中には、様々な種類の腰痛・肩こり治療院が存在します。

飲食店のように店に入って食べてみたらまずかった、あの店に
は二度と行かないで済めばいいですが、整体の場合わたしのよ
うにそこに行ったがために、逆に健康を損なう可能性もあるわけ
です。

そういったところから今のような無規制な状態で、ほぼ誰でも経営
できてしまう業界の状況はまずいのではないかとわたしは思います。

また整体治療院は保険が効かないので、治療費が高額になって
しまうのもどうにかならないものですかね?
ま、国の医療費負担が増えてしまうので、今の財政事情からすると
難しいでしょうが・・

わたしは過去に知人の紹介で、治療時間10分で3万円という施術
を受けたことがあります。
効果のほどは・・多分なかったと思います。
ぎっくり腰後の治療だったので、別に施術受けなくとも自然に治って
いたでしょうから。

別の知人が行った治療院は体に全く触れず腰痛を治すところでした。

治療時間は5分かからずで5000円也!
結果は・・「治った!」と知人は言ってました。

ここまでくると何が何だかわからなくなってしまいますね。

いずれにしても整体に通おうとすると、どのような先生にあたるかによっ
て健康になれる場合もあれば、健康が大きく損なわれる可能性もある。
病院に行くより何十倍、何百倍の差が出る。

こんなギャンブルのような状況で本当にいいのかとわたしは思って
しまうのですがみなさんはどう思われますか?

腰痛における整体・はり・マッサージ治療院の8割は間違った施術をしている!? ~その3~





腰痛に関する記事第3弾です。
今回は病院で治せない腰痛の場合、整体・はり・マッサージ
で治療していく方法について書いていきます。


■3度目の腰痛発祥。これまでのぎっくり腰と症状が違うため
 原因究明、治療に苦慮した末に整体へ・・

 

2度ぎっくり腰を経験した結果その治療方法、完治までの期間
は大体把握できました。
しかし3度目の腰痛はぎっくり腰とは違い、ずきっと電気が走る
ような痛みが頻繁におきるというものでした。

腰の骨が折れているのか、ひびが入っているのではないかとい
う痛みでした。
ただ寝ているときや、座って安静にしてるときは痛みはありま
せん。

立っている時やかがんとき、方向を変えて歩き出すとき、体をひ
ねったとき等腰に力がはいるとずきっと強い痛みが走る感じで
した。
病院に行きMRIを撮りましたが全く異常なし。

しかし腰は明らかにおかしい状態です。
ここでも西洋医学の限界を思い知らされました。

ただ骨や筋肉に異常がないというのは分かり少し安心しました。
このまま痛みがある状態だと仕事もまともにできないので、なんと
かせねばならない状況は変わりません。

そこでもう整体に行くしかないと思いました。
この連載の第一回でも書きましたが、わたしは整体に行って
ぎっくり腰にされてしまった経験があるので、かなり悩みまし
たがやはりこの状態から脱する必要がありました。


■賢い整体医院選びとは?
 事前に「どのような治療方法なのかを詳しく確認!」
 自分が納得いく治療をしてくれる整体医院に行きましょう

 

整体医院を探す前にまずわたしがやったことは、腰痛に関する
知識を増やすこと。


わけわからない治療をされて体を痛めつけられたりするのはもうこり
ごりだったので。

これはネットで「腰痛」とか「腰痛 治療」とかで検索すればかなり
の数のHPが出てきます。

いくつかのHP読んでると大体内容が重複してくるのでそれで概要
は把握できます。

知識を得たら今度はいよいよ整体医院探し。
これは難しい作業になります。
HPだけでは実態はわかりませんしね。

わたしは下記をポイントに探しました。

①ボキボキやらない
②腰痛の原因をしっかり検査してくれる
③原因をもとに治療方法を説明してくれる
④先生が誠実である


①は以前のとんでもない某有名整体医院にいって体をボロボロに
されたからです。
②③は上記整体医院で体の状態を見ることなく、その医院のやり方
で一方的に治療をされた経験によるものです。

③④がない治療院に行ってしまった場合、その場で施術をお断りした
ほうがいいです。
ここまできてそれは言いずらい・・ということで間違った施術をされても、
健康な体は帰ってきません。

基本的には施術に行く前に電話で施術方針を十分確認し、
納得いく説明をしてくれたところに行くようにしてください。


今日はここまでです。
次回はわたしが通っている素晴らしい整体医院について書ききます。

腰痛における整体・はり・マッサージ治療院の8割は間違った施術をしている!? ~その2~





腰痛に関する記事第2弾です。
引き続き私の経験談を中心に書いていきます。


■西洋医学=病院 東洋医学=整体・はり


腰痛になった際皆さんは病院に行きますか?
それとも整体・はり・マッサージに行きますか?

・病院=西洋医学
・整体系=東洋医学

わたしは自分の頭の中でそう定義しています。
ここでは話をわかりやすくるため上記のような定義で話を
進めますね。


■2度のぎっくり腰経験で見えた、病院=西洋医学の限界

整体に行ってぎっくり腰になった話を前回書きましたが、それ
以来わたしは
めっきり東洋医学が嫌いになりました。

治療はずっと病院に通っていました。
でも病院ではレントゲンとって異常なしと診断され、痛み止め
の薬をもらうだけ。

骨や筋に異常がないので治療のしようがないと。
どうすれば治るか聞いても「とにかく安静に」しか言わない・・

この時のぎっくり腰は完治まで6ヶ月ほどかかり、その間ずっと
会社を休むはめになってしまいました。
全治6ヶ月の重症の治療方法が「安静に」には少なからず失望
でした。

しかし悪夢は再びやってきます。
次にぎっくり腰になったのは6年後。

朝起きたら寝てる姿勢が悪かったのか腰に激痛が。
立ちあがることができず救急車でそのまま病院送りです。

病院でレントゲンとって痛み止めもらってそれで家に帰りました。
しかし痛みは治らず1週間寝たきり。

痛みはあるものの起き上がれるようになったので詳細を診ても
おうと、病院に行ってMRIを撮ってもらいました。

余談ですがMRIって非常に高価なんですね。
その病院の方は導入に2億かかったと言ってました・・
その元を取るため様々な病院と提携してMRIの機械を稼動させ
るてるらしい・・

さてMRIの結果ですが異常なし!
安静にすることと言われ、またもや痛み止めの薬もらいました。

このときわたしは病院というものが分かりました。

腰痛の場合病院は骨が折れていたり、筋が曲がっていたり、
ヘルニアになっていたりという目に見える症状に対しては
対処ができる。

しかしレントゲンやMRIには映らない体のゆがみや、コリに
より筋肉が働いてなく生じる痛みには対応できない。

そこを病院も言ってくれればいいのに、どこの病院も異常なしと
言って1~2分話して終わりの対応。

いやー、病院って本当にサービス精神とかないですよね。
わたしは体弱いので様々な病院に行きますが、ほとんど患者
はベルトコンベアに乗った機械のように扱われますよね。

ま、忙し過ぎてこなすのに精一杯なんでしょうが・・


■西洋医学で治せない分野を東洋医学が担っている

大半の腰痛はレントゲンやMRIで見えるような、骨や筋が
傷んでいる症状ではなく、体のゆがみやコリからくるもの
です。

その場合病院=西洋医学では治せない。
だからこれだけ街中に整体治療院が増えたんですね。

2回目のぎっくり腰になるまでそういった知識がわたしには全く
なかったので、ひたすら色々な病院行きまくってました。

ここはダメだ。じゃ次はここだという感じで。
けど、どこの病院行っても同じだというのがわかったんです。

時間と治療代かなり無駄に使いました・・
ま、そこがわかっただけでもよかったですが。

しかしこの後更なるやっかいな腰痛に悩まされることになるの
ですが、その闘病記はまた次回書かせていただきます。

マネージャーの仕事とは一般レベルの人でも大きな成果が出せるよう仕事を「仕組化」することである





「仕事の仕組化」


これはマネージャーにとって最も大切な業務のひとつです。
今回は仕事の「仕組化」について考えていきたいと思います。

■「仕組化」のメリットは各人の成果の平均を上げ、
 チーム成果の総和を最大化することである

仕組化することの最大の利点はチームとしての成果の総和が
最大化
されるということです


個人の能力だけで勝負させると90点取る人間もいれば、
50点、30点しか取れない間も出てきます。
下手すると0点の人間も出てくるし、成果が出せない人間は
退職していく危険性もあります。
 

※人気業界なら成果を残せない人間は退職しても、即補充がで
  きるかもしれません。しかし万年人手不足の不人気業界の場合、
  ダメだったら辞めてもらえばいい的考えで採用・育成をしてい
  たら、コストが莫大なものになってしまいます。


仕事を仕組化することでまずは全員がが最低70点取れるチーム
を作る。
この方がチームの成果の総和は確実に大きくなります。

企業は常に優秀な人間だけを採用できるわけではありません。
例え優秀でない人でも合格点である70点は取れる。
そういう仕組みを作ることが大切です。

70点以上の先はどうしても個人差がつく。
そこはそれでいいと思います。
会社、チームとして最低限必要な利益を確保しておき、あとは
個人能力の差で利益が伸びていく。
 
大企業なんかはこういう考え方で社内組織を作っているのでは
ないでしょうか?
業務の手順がしっかり決まってますからね。


■プレイヤー時代の自分のやり方を押し付けても
 決して部下はできる人間にはならない


会社でマネージャーに抜擢されている人たちは、プレイヤー
として優秀な成績をおさめた人たちです。
よって基本的にマネージャーは成果を出すためのやり方を
しっかり身に付けた人たちでもあります。

しかし「名プレイヤー、名監督にあらず」という言葉がある
通り、自分では成果を出すことができても、それをチーム
の構成員に移植していくことができるかというとそれはまた
別問題です。

自分が成功したやり方を部下に押し付けても、決して部下は
できる人になることはできません。


■成功の方程式を「仕組化」することがマネージャーの最も
 重要な仕事


そこで重要になってくるのが「仕事の仕組化」です。
自分しか理解できない独特なやり方や、能力の高い人間にしか
実践できない仕事の仕方をいくつ持っていてもあまり意味があり
ません。

仕組化していく上で重要なのは誰でも実践できるとです。
かつ必ず一定の成果が出せる仕組であること。

このコンセプト達成を目指して仕組化していくと、チームは大きな
成果を出せるようになります。

また仕組化→マニュアル化することによって、マネージャー自身の
部下教育負担も大幅に減ります。

ここがダメだこうしなさい、ああしなさいといその都度指示を出し
していたものが、このマニュアルに沿ってやりなさい、君のやり方は
マニュアルに照らすとここが間違っているといった形で的確な指示が
出せるようになります。

また部下側からしてもマニュアルを読むことで成果を出すための
仕事の骨格が理解でき、間違った行動も減り、仕事が非常にやり
やすくなります。

仕事の仕組化で成功している会社の事例としては無印良品が
あります。
この会社の会長である松井忠三氏が仕組化についての本を
書いています。
お時間ある方はお読みになられるといいかもしれません。



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