bizの杜   仕事と日常を語る情報ブログ

飲食・アミューズメント業界で20年にわたり1,000人を超える社員・アルバイトを育成してきた現役育成担当者が語る人材面から見たビジネス論と日常までを幅広く語る

モチベーション論

イチローのようにがんばり過ぎたら日本人はみなうつ病になってしまう

野球が好きな人はもちろん、野球にそれほど興味のない方
でもイチローが努力の天才であることをご存知の方は多いと
思います。

ストイックに自分を追い込む完ぺき主義者のイチロー。
イチローのように自分もモチベーション高く、日々全力で戦えた
らなぁと思う人も多いかと思います。

しかしわたしはここに「イチロートラップ」というべく、思わぬ
落とし穴が待っていると思っています。

今回はそのたりについて書いていきます。

■365日モチベーションが高い人は異常である!

前回わたしは1年中モチベーションが高い人は異常である
と書きました。

人間には好不調があります。
いくらがんばってもダメなときはあります。

そうしたときにムリにがんばろうとすると、やがて精神に変調
をきたします。

そうして大きくモチベーションを落としてしまう。

モチベーションはいつも高いところにあるべき必要はありません。
常に上下するということを理解した上で、いかにうまく付き合って
いくかが大切です。

イチローだってモチベーションが上下しているはずです。
どんな超一流の人であってもかならずやる気が出ないときはあり
ます。


■モチベーションに関係なく結果が出せる人は超一流
 だが、それを普通の人が真似しようとすると精神的に
 病んでしまう! 

イチローみたいな超一流のすごいところは、モチベーションがどう
であろうといつもと同じ努力ができる、結果が出せるということ。

しかし並の人間にはこれはムリです。
ムリにがんばろうとすると自分自身に負荷がかかります。

あれだけ精神力の強いイチローですら、ヒットがでないときバッター
ボックスに立ったら吐き気が止まらないときがあると言ってます。
また夢で涙を流しうなされていたこともあると語っています。

我々が日常の仕事でイチローのようなプレッシャーを日々感じて
いたら身が持ちません・・

完璧主義者を目指すことには大きな代償がつきまといます。

■イチローが上司になったら部下は精神病者続出!?

よくテレビや雑誌のアンケートなんかで理想の上司は誰?
みたいなのやってますよね。

イチローは常に上位に出てきますが、イチローが上司なら大変だろう
なぁとわたしならは思います。

だって完璧な仕事を求められるでしょうから。
とにかく結果出さなきゃならない。

今月は契約未達でした・・
なんて絶対許されない!

あ、これあくまでわたしの勝手な予想なので実際はわかりませ
んけど。
もしかしたらすっごくいいマネジメントするかもしれないけど・・


わたしも実は昔完ぺき主義に陥り課長として大失敗した経験があ
ります。

当時部下がどれだけがんばってもわたしから見たら未熟に見えま
した。
それで部下に更なる努力・結果を求めたくさんの部下を潰しました。

常に全力投球とそれに伴う結果を求めると、人間必ずモチベーショ
ンを下げ、やがて潰れていきます。

がんばることは大切だけど、それも自分のモチベーションや能力に
合わせてやっていくこと。
調子が出ないときはがんばりすぎないこと。

イチローのように完璧主義を貫こうとすると、日本中が精神病だら
けになってしまうことでしょう・・

がんばることは大切ですがほどほどにということでね。

今回はここまでです。

■コラム

イチローがNHK「プロフェッショナルの流儀」でプロフェッショナル
とは?
という質問に対し答えたことばを最後に紹介します。

プロフェッショナルとは?

「ファンを圧倒し、選手を圧倒し、圧倒的な結果を残
すこと」

鳥肌立ちました。
イチロー、あなたはすごすぎる!
偉大すぎます。。

モチベーションが365日高い人は異常である!?

モチベーションとどのように付き合っていくか?
このテーマで前回前々回とモチベーションについて
書きました。

そこでの結論は、、

モチベーションは自分で管理・コントロールすること
である

とわたしは述べました。

今回はモチベーションについて更に考えていきたいと思い
ます。

■モチベーションは一定以下に落ちないよう維持する
 ことが最も重要!

モチベーションは高いほうがいいに決まっています。
しかし365日モチベーション満開です!
という人は実は異常です。

人間には必ず好不調があります。

一年中朝から晩までハイテンションでいられるわけありません。
日々の出来事はいいこともあれば、悪いこともあります。
人間には様々な悩みもあります。

そういった日常を生きているわたしたちですから、仕事に対する
モチベーションも上がったり下がったりします。

これはごく自然なことで誰にでも起きる現象です。

大切なのは365日ハイレベルなモチベーションを持ち続けることでは
なく、

・モチベーションが「一定のレベルを下回らないこと」
・モチベーションが低下してきたら「そこから早く抜け出すこと」

です。

そのためには前回書いたように目標を持つ、客観的に自分を見る時間
を設ける、自分が元気になる場所や人を持つ、気持ちが落ち着く癒しの
時間・空間を持つことが大切になります。

モチベーションとは上下するもの。
そこを理解した上でモチベーションのブレの幅、その期間を少なくして
いくこと。

これモチベーションとうまく付き合っていく方法です。

できるビジネスマンが実践しているモチベーションを維持する方法 ~その2~

モチベーションは自分自身で管理・コントロールする
ことが大切であると前回書きました。

今回はその続きです。

日常生活の中で具体的にどうしていけば、モチベー
ションは管理・コントロールしていけるのか?

そのあたりについて考えていきます。

■モチベーションを維持する具体的方法とは?

●目標を持つ(仕事以外でも何でもいいと思います)
・人材育成のプロフェッショナルになる
・本を年間50冊読む
・仕入れた知識をブログに週5回書いてアウトプットする
・友人・知人におしゃれだねと言われるようになる
・専門家並みのコーヒー知識を持つ
・ダイエットして3ヶ月で5kgやせる
・月1回は家族と食事に出かける(少ないか・・笑)

●客観的に自分を見る時間を作る
・毎日50文字以上日記を書く
・心理テストをやってみる
・月1回奥さんに自分を採点してもらう

●元気がなくなってきたなーと思ったとき・・
・プラス思考の人、友人に会いに行く
・自分を褒めてくれる人、認めてくれる人に会いに行く
・元気が出る自分のお気に入りのDVDを見る
 (ドキュメンタリーでも映画でも何でもよい)
・遊園地に行って絶叫マシーンに乗る

●心を癒す!
・スーパー銭湯に行く
・マッサージに行く
・旅行に行く
・寝室に間接照明を入れて光を青系統のもにする
・熱帯魚を飼う
・お香を焚く

上記は例ですが何でもいいんです。
自分にあったものであれば。

毎日家と会社の往復だけでは必ずモチベーションは下がります。

日常生活から様々な仕組みを入れて自分自身でモチベーション
をコントロールしていくことが大切です。


■わたしが実践しているモチベーションのコントロール方法

最後にわたし自身が最近実践していることを書きたいと思います。

心がけとして、、

「ベクトルを自分に向ける!」

これで大半のモチベーション低下は防げています。
どういうことか?

人は何か事が起きたとき人のせいにしがちです。

自分は悪くない。
上司が部下が会社が取引先が・・
嫁が・・

ベクトルを相手に向け責任転化をすると逆にストレスが溜まり
ます。
愚痴は出るしやる気もどんどん失せていく。

最近わたしは責任のベクトルを相手ではなく自分に向けるよう
にしました。

すると、、

あのとき実はああすればよかったのでは?
こういう事前対策をとっておけば防げたのでは?

と考えられるようになり、それからはモチベーションが大きくぶれ
ることがだいぶ少なくなりました。

逆にがんばらなきゃとガッツが湧いてくるときもあります。

あともうひとつ。

「会社・上司の評価とは全く関係ない自分なりの目標
を持つ」

会社や上司の評価とは全く関係ない目標を持ってそれに取り組む。
もちろん会社・上司から与えられた目標もやりますよ。。

自分がやりたいと思うことを目標にして取り組み、をそれを自分
で評価していく。

自分がやりたいこと、好きなことなので積極的になれます。

例えば・・
・これまでの仕事で得た自分なりのノウハウをまとめてマニュアルを
 作りそれを仕事に生かす
・社内の優秀な人からノウハウを教えてもらう
・Webの勉強をして今の仕事に役立てる
・資格を取って自分の仕事の領域を広げる
・将来●●部署に異動したいのでそのための勉強をする


様々な工夫をこらし日々自分をメンテナンスしていくことで、モチベ
ーションをコントロールしていく。

みなさんはモチベーションとうまく付き合っていく方策を何かお持ち
ですか??

今回はここまでです。

できるビジネスマンが実践しているモチベーションを維持する方法 ~その1~

モチベーションについて今回は書いていきます。

先週はやる気がみなぎっていたのに、なぜか今週はいまいち
気持ちが乗らないというのは誰しもが経験することだと思い
ます。

いつも高いモチベーションでバリバリ仕事できたら・・
常々思いますがなかなか難しいことです。

モチベーションってどうやってを高めていけばいいのでしょう?
そのあたりについて考えていきます。

■モチベーションは自分自身で管理・コントロールするもの

気分に任せて仕事をしていると、いつか必ずモチベーションは
落ちます。

残念な仕事のしかたをする人は、モチベーションの低下と共に
仕事の質も落ちます。

モチベーションが上がるまで暫くの間成果が落ちるため、周囲や
会社に迷惑をかけることになります。

またいつモチベーションが上がるか不明なため、それまでは関係
する人たちも色々心配が耐えません。

ではこのような人にならないためにはどうすればよいか?
どうすればモチベーションを落とすことなく、安定したパフォー
マンスを維持することができるのでしょう?

それは

日常からモチベーションを自分自身で管理・コントロールする
こと。

できるビジネスマンはモチベーションを自分でコントロールする術を
心得ており、しっかり自己管理ができています。


■目標を持ってメリハリをつける、疲れたときは心を癒すといった
 習慣を日常生活に組みこむことで心のぶれを小さくする

何かがあったわけでなく、なんとなく気ずいたら・・
様々な要因が少しずつ積みあがり気ずいたらやる気がなくなって
いた・・

このような場合どう対処していけばよいか?

目標を持つ、客観的に自分を見る時間を作る、自分が元気が出る
空間や相手を持つ、気持ちが落ち着く癒しの時間を持つ・・

そういったことを生活の中に組み込んでいくことで、こまめに自分
をメンテナンスしていく。

モチベーションが頻繁に上下する人は、その日その日をなんとなく
流れで過ごしている人に多い傾向です。

日々自身をメンテナンスしていくことで、モチベーションの低下を
最小限にしていくことが大切です。

今回はここまでです。
次回はモチベーションを維持する具体的方法について書きます。
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